
EXPO酒場
青森店
永井 温子
ナガイ アツコ
株式会社Ridun 代表取締役
福島県郡山市生まれ。青森在住のりんご農家。大学卒業後、広告会社を経て青森県弘前市の地域おこし協力隊となる。りんご農家を増やすミッションのはずが生産者となり、現在3.0haの畑で20品種以上のりんごを栽培中。青森県外のメンバーと共に「コファーム型りんご園」の運営を開始し生産者のあり方を模索しつつ、りんごをきっかけに出会った仲間と新しい商品やサービスの開発に取り組んでいる。2021年に株式会社Ridunを設立。
なぜEXPO酒場の店長に?
青森店で店長補佐を務めてくれた、EXPO酒場の”招き猫”的存在である中森 健さんに声をかけてもらったところからスタートしました。最初は青森から万博へ参加するってどういうことなのか、全くイメージが湧いていませんでした。でも、demo!expoのメンバーの皆さんやEXPO酒場の店長さんたちが楽しく、刺激的な取り組みをたくさんされていて、一緒に何かしたい気持ちが日々大きくなっていったことで、青森店を実施することにしました。
あなたにとってEXPO酒場とは?
青森店に限らず、いろんな酒場の様子を伺っていると、種を蒔く場所となっているように感じます。EXPO酒場で思いもよらぬ出会いがあり、企画が生まれ、それが形になっていっている印象があります。それらが万博でどんな花が咲くのか、非常に楽しみです。
EXPO酒場を開催して起きた変化とは?
最初は「私自身、縁もないのに関西へ青森を持っていってどうなるんだろう。」という不安がありました。青森店を実際に開催してみると、関西の方々も、青森の方々も、予想外に面白がってくださり、杞憂だったなと感じています。EXPO酒場を通じて、青森と関西の縁はたくさんあることに気づかされました。「万博の開催地から遠い場所に住んでいるし……」と、意識を遠くに置くのはもったいない。今は、万博は地域の発展につながると考えるようになりました。