普段は金属を加工する『堺のまちこうば』で語らう、ものづくりの魅力
2023年11月4日
24/11/29 3:00

読んでいただきありがとうございます!
『堺市』と聞けば何を思い浮かべますか? 包丁? お茶? 古墳? 与謝野晶子?
じつは堺は「和晒」の日本一の産地なんです。他にも和菓子のお店がいっぱいあったり、特徴のある工業製品をいっぱい作っていたり。
そんな堺のものづくりの魅力と万博への可能性を、まちこうばでみんなに伝えたい!語らいたい!
店長を務めた野村が、地元の大阪府堺市で開催したEXPO酒場 堺店の様子をご紹介します!
まちこうばの中で、堺を巡る旅を体験!
場所は堺市の南海本線七道駅近くにある小泉製作所さんで開催。
同じ堺近郊エリアで FactorISM に取り組むまちこうばのみなさんに工場内で散り散りに出展頂き、時間ごとに堺のものづくりを「伝える」「語らう」「体験してもらう」時間を設け、工場の中を巡りながら堺の魅力を体験するプログラムにしました!
2025年には万博で大阪関西に多くの人が訪れる中で、堺の魅力であるものづくりを自分たちで巡っていくプチ体験をしてもらうのが目的でした!
食べ物、飲み物、食器まで堺産!
当日はFactorISMに参加しているまちこうばの物を中心に、福寿堂秀信さんのできたて和菓子やつぼ市製茶本舗さんの緑茶を使った緑茶ハイ、雨風さんの麹をつかった麹ハイなど、堺ならではの飲食を提供!
馬場刃物製作所さんが堺の包丁を使った料理を提供してくれたり、提供するお皿も河辺商会さんのCHOPLATEを使用し、お土産として和晒の日本一の産地で作る手ぬぐいを角野晒染さんに準備して頂いたりと、地域のことを知り、体験してもらうきっかけを随所に作りました!
きっかけを作り、未来を語らう!
工場の中で1ヵ所に留まらずに人々が巡り、各ステージで色々な人と出会いながら、未来への想いを語らう。
時間になったらステージに集まるも良し、参加者同士で語らうも良し。
「ものづくりを楽しむ」という目的を、それぞれの形で、それぞれの時間軸で体験し、感じたことを共有しながら同じ空間で過ごすことで、全員が楽しめる酒場を目指しました!
酒場の全体まとめ
準備大変だったけどやって良かった!集合写真を見てもらうと、それぞれの満足度がわかって頂けるかなと思います!
ちょうど公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の未来社会ショーケース事業 EXPO共創事業 特別プログラム「Co-Design Challenge 2024」の募集開始と重なって、オープンファクトリーと万博の繋がりがよりリアルになった1日でもありました!
今回の酒場をきっかけにして、2025年には、堺を巡る旅が市全体で起こっていて、大阪に訪れた人々が僕たちのものづくりに触れ、体験し、帰ったあとも語ってもらえるように準備を進めています!
開催概要
[日時]
2023年11月4日(土)14:30~17:00
[場所]
株式会社小泉製作所
大阪府堺市堺区鉄砲町18
[主催]
FactorISM実行委員会
公式サイト https://factorism.jp
関わった人のクレジット
[店長]
野村 範仁(FactorISM実行委員会 事務局長)
[副店長]
小泉 達哉(株式会社 小泉製作所)
[女将]
鬼頭 麦(南海電気鉄道株式会社 まちづくりグループ まち共創本部 共創事業部)
[総合司会]
小居 徹(株式会社ヤマトステンレス)